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社会科学
続民法雑記帳
末弘厳太郎 著
発行:1949年
本書は1940年(昭和15年)刊行の『民法雑記帳』の続編にあたる。前著と同じく、民法に関する様々な論点を取り上げた『法律時報』の連載「民法雑記帳」をまとめたものである。
復刊済み
ケルゼン学説の批判
美濃部達吉 著
発行:1930年
ケルゼンの国際法理論や国家理論を批判する論文をまとめたのが本書である
(美濃部達吉論文集の第3巻として刊行されている)。
戦前の法学者がケルゼン学説に対して、どのように反応したかを知る上でも貴重な書である。
復刊済み
実業政治
武藤山治
発行:1926年
紡績業において「経営家族主義」と「温情主義経営」で成功を収めた著者は、のちに政界に進出、1924年に衆議院で初当選を果たす。非効率を生み出している行財政の腐敗を一掃し、自由経済に基礎を置く「小さな政府」を実現することを目指し、これを「政治の実業化」として持論を展開したのが本書である。
復刊まであと18人
実業読本
武藤山治
発行:1926年
鐘紡の工場支配人、のちには社長として会社経営に携わり、職工を優遇する「温情主義経営」を実践、いわゆる「日本的経営」の基礎を築いた一人である著者が、その経営哲学を記したもの。
復刊まであと18人
北支那経済綜観
南満州鉄道株式会社産業部 編
発行:1938年
いわゆる「支那事変」の翌年に刊行された本書は、事変が最初の広がりを見せた華北地方の産業の状況について、基礎的な資料を提供しようとしたものである。
復刊まであと13人
権利侵害論
末川 博 著
発行:1949年
権利侵害に関する末川理論の神髄に触れることができる名著である。
本書の刊行は戦後の民法改正直後の昭和24(1949)年だが、はしがきによると、内容は初版(1930昭和5)のままで、全文かなづかいを改めただけ、とある。
復刊済み
不動産登記法
杉之原舜一 著
発行:1940年
序には、登記実体法と登記手続法を併せて考察しなければならないとあり、不動産登記法のみならず、実体法をも考察の対象とした不動産登記法の名著である。
復刊まであと16人
改正 株式会社法解説
鈴木竹雄 、他
発行:1950年
本書は、商法学界の第一人者である著者らによる株式会社法分野の改正法を解説したもの。
戦後の1950年改正を理解できるだけでなく、商法改正史の視点からも貴重な書である。
復刊済み
法と政治 増補版
田畑 忍 著
発行:1941年
本書は、著者が20年以上、諸雑誌に発表してきた論文のうちから、
法と政治に関するもの11本を収めている。
「法と政治に関する問題は、……一つの傾向として、これを同視する思潮が目立って来ていることを否定できない。然し、両者は国家とともに三位一体をなすものであり、同時にこれを区別して概念すべきものであることは疑ひない。而して、それは両者の永遠の姿であらねばならない……」(序より)
復刊まであと16人
日本資本主義の構造
平野義太郎 著
発行:1949年
段階革命説を唱えた講座派のマルクス主義法学者としての視点から、日本の「国家独占資本主義」が持つ構造的な矛盾、腐敗を追及、その崩壊の必然性を説く。
復刊済み
日本資本主義発達史 増補改訂
高橋亀吉
発行:1929年
「後進国」たる日本の主本主義発展が西欧のそれとどう異なるのか、「行き詰まり」の原因はどこにあるのか。
著者は、日本における在野の経済評論家の先駆けともいうべき存在。
復刊済み
世界は日本の震災を如何に見たか 第一輯
世界思潮研究会 編
発行:1923年
本書は、米・英・仏・露・中の新聞・雑誌が、関東大震災をいかに報じたかについて、経済的関係、科学的見地、社会宗教的立場など、「いろいろの立場に拠って」見た記事を訳出したパンフレットである。
復刊済み
