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復刊書籍 全商品
経済変動理論の研究(第1巻・第2巻合本)
青山秀夫
著者は、独占と不完全競争の理論、景気変動論などの分野などで業績を残すとともに、社会経済学者・マックス・ヴェーバーの研究でも知られた。
経済変動理論の基礎概念を扱った第1巻、
過剰投資について書かれた論文を集めた第2巻を合本とする。
逐条解説 国家総動員法(増補) 附、物価停止関係等法令解説
法律時報編集部 編
発行:1939年
商工省、司法省、内務省、大蔵省、厚生省などの書記官・事務官によるコンメンタール(逐条解説)。序文は末弘厳太郎氏。増補版。
復刊済み
憲法読本
上杉慎吉 著
発行:1928年
著者の上杉慎吉は、戦前を代表する憲法学者の一人である。
本書は序で書かれているとおり、「普通選挙による第一回総選挙が行われる1928(昭和3)年の紀元節(2月11日)、大日本帝国憲法交付40周年を記念して」、刊行された大日本帝国憲法の解説書。天皇主権説を主張し、戦前の国家主義の理論家であった上杉の大日本帝国憲法の解説は、戦前の憲法学と国家を知る上で貴重な資料といえる。
復刊済み
ファッシズム批判
河合栄治郎
発行:1934年
世相が不穏さを増す第二次世界大戦前夜、国家主義、独裁主義を厳しく批判し、「自由主義がその使命を果たすべきは、正に現代」と断言する。1938年に内務省により「安寧秩序を紊乱するもの」として発売禁止処分に付され、これが「河合栄治郎事件」とよばれる思想弾圧へとつながっていった。
復刊済み
公法と私法
美濃部達吉 著
発行:1935年
著者は、行政法の研究を志して以来、絶えず「公法と私法との区別及び関係」に関心を持っていたという。このテーマに関する論文をまとめたのが本書である。
本書は、公法と私法を区別する標準を明らかにするとともに、両者がいかに密接に関係するのかを実例によって示すことを試みた書である。本書は公法と私法の相対的区別論への道を示したと評価されている。
復刊済み
離縁状と縁切寺
穂積重遠 著
発行:1942年
本書は資料を基に江戸時代の離婚制度を研究しており、この時代を知る上で、読み物としても興味深い。なお、著者は、最高裁判所裁判官も務めた著名な民法学者。
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欧州最近の動向
河合栄治郎
発行:1934年
欧州・ロシアで沸き起こった「革命独裁主義」は、「議会主義」を駆逐するのか。著名な経済学者であり自由主義思想家であった著者が、自身の見聞をもとにしつつ、恐慌の影響で動揺するドイツ、ソ連、英国の姿を分析する。
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不戦条約中「人民の名に於て」の問題
美濃部達吉 編著
発行:1929年
1928(昭和3)8月27日にアメリカ合衆国、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、日本など当時の列強諸国をはじめとする15か国(その後、ソビエト連邦などが加わる)など計63か国が署名したパリ不戦条約。調印にあたって日本国内では、第1条が「人民ノ名ニ於テ厳粛ニ宣言」するとされていることから、枢密院や右派から「国体毀損の虞れ」あり(天皇大権に違反する)とする批判を生じ、賛否両論が起こった。
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法の本質
美濃部達吉 著
発行:1948年
本書の第1版は、1935(昭和10)年に刊行されたが、発行まもなく発売頒布を禁止されたが、戦後、引用の実例に若干の修正を加えたのみで趣旨は原版と同じかたちで復刊したものである。
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憲法と政党 国法学資料五篇
美濃部達吉 著
発行:1934年
著者がドイツ及びオーストリアの憲法またはドイツの学者の研究を紹介した5編(既発表)をまとめた論文集。ドイツワイマール憲法時代の憲法と政治を著者はどのように捉えていたのかがわかり、資料的価値が高い。
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財政読本
下村宏
発行:1926年
本書はテキストであるが、「自序」に「財政学の読本ではない」「財政という眼鏡をかけて見たる日本現状の縮図」とある通り、昭和恐慌へと向かう当時の日本経済の姿をまざまざと浮かび上がらせる貴重な資料でもある。著者は明治・大正・昭和を生きた官僚、実業家、政治家であり、ポツダム宣言受諾時の玉音放送を進言したとされる。
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法窓雑記
末弘厳太郎
発行:1936年
末弘厳太郎の柔軟な思想が詰まった随筆集。
1933(昭和8)年に刊行された『法窓漫筆』(日本評論社)以後、一般雑誌に発表した論説・感想・随筆などを中心に収録したもの。
復刊済み