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復刊書籍 全商品
憲法学の基本問題
田畑 忍 著
発行:1949年
著名な憲法学者である著者が、法、憲法、国家、政治に関する論文をまとめたもの。はしがきにおいて、本書の基調をなす見解は、法と国家と政治とは、概念的に同一範疇のものであるのみならず、国家が中心的な契機となって、それが可能になっているという趣旨であると述べている。
復刊済み
判例百話 法学入門
穂積重遠
発行:1933年
最高裁判事も務めた著者による、「珍しい事件」「面白い裁判」についての100の小話(引用判例は129件)。1話2~5ページほどの読み物であるが、それぞれの事件・裁判の肝がコンパクトに整理・紹介されており、「民法・商法・刑法が生きて働いて居る所」がわかるようになっている。
日本経済の顔
中山伊知郎
発行:1953年
1949~53年の間に中山伊知郎が書いた日本経済に関する小論を集める。復興期の日本経済に対する評価が様々であること──強い発展に対する驚異から、基盤の弱さに対する不安まで──をふまえつつ、問題をつきつめて考えることによって根本では共通の認識を得ることが必要と論じる。
新版 刑法講話
瀧川幸辰 著
発行:1987年
著者は、日本におけるいわゆる客観主義刑法学とりわけ
自由主義刑法学を樹立した刑法学の泰斗として知られる。
初版は昭和26(1951)年度の毎日出版文化賞を受賞した。
本書は「一般向きの読み物」とされているが、罪刑法定主義の人権保障機能を最重要視し、国家の刑罰権の濫用からいかに個人の人権を保障するかを中心に理論を構成しており、瀧川の刑法理論の神髄が簡潔・平易な言葉で叙述されている。
復刊済み
日本資本主義と国有鉄道
島 恭彦
発行:1953年
島恭彦(1910-1995)は財政学の研究者であるが、官業論の一部として取り組んだ国鉄の問題に関心を引き付けられ、その研究に一時没頭し、その成果を本書にまとめた。
社会学大意
高田保馬
発行:1950年
高田保馬は経済学と社会学の両分野に巨大な足跡を残した。本書でも、あくまで法則科学として社会学をとらえる姿勢を貫き、歴史の事実は「例示であっても社会学の内容をなすべきものではない」と述べ、歴史的社会学を「形容矛盾」として斥ける。法則の基礎となる社会関係についての知識を広く取り上げていることも特色の一つ。
復刊済み
インフレーションと社会化
有澤廣巳
発行:1948年
有澤廣己(1896-1988)は実証研究を専門とした経済学者で、世帯主の収入が高いと配偶者の就業率が低くなることを明らかにした「ダグラス・有澤の法則」で知られる。本書の重要なテーマは、戦中から始まったハイパーインフレーションの分析と解決である。
資本主義経済理論
柴田 敬 著、他
発行:1941年
柴田敬(1902-1986)はマルクス経済学と一般均衡理論を統合する研究を行い世界的にも注目された経済学者であった。本書は著者が英文で1941年に発表した「Fundamental Theory of Capitalism」の日本語訳であり、相互に関連する三つの論文をまとめたものである。
新憲法逐条解説
美濃部達吉 著、他
発行:1956年
日本国憲法が公布されてまもなく、美濃部は、「(新憲法の)趣旨を完全に実現せしむるためには、全国民の努力が必要であり、而してそれには憲法に関する建全な知識を一般に普及することが、当然の前提とならねばならぬ。」(「序」より)として平易簡明な逐条解説を法律時報に連載し(1946~47年)、続いて『新憲法逐条解説』としてまとめ(1947年7月刊行)、それを宮澤俊義が増補したのが本書である。
復刊済み
人権宣言論 外三篇
ゲオルグ・イェリネック 著、他
発行:1948年
本書は、ドイツの高名な公法学者ゲオルグ・イェリネック(Georg Jellinek 1851~1911年)の著した4篇を、表題については逐語訳、その他の3篇については大意を抄訳・紹介したもの。
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第八路軍従軍記 一アメリカ婦人記者の手記
アグネス・スメッドレイ 著、他
発行:1938年
アメリカ人ジャーナリストであるアグネス・スメッドレイ(Agnes Smedley, 1892-1950)が、日中戦争中に中国共産党軍に同行して書いたルポルタージュ。
復刊済み
ヒットラーは何を求るか
イ・オ・ロリマー 著
発行:1939年
当時、ナチス・ドイツと同盟関係にあった日本にとっては、本書は許されない書籍だったであろうが、皮肉にも今となっては、同時代に刊行されたナチス・ドイツの批判書としてかなり価値のある書となっている。
復刊済み
憲法改正の経過
佐藤 功 著
発行:1947年
本書で取り上げられる「憲法改正」とは、大日本帝国憲法から日本国憲法への「改正」である。ポツダム宣言受諾後、様々出された憲法草案の内容と議会での審議、公布までを詳細に解説している。
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