1. ホーム
  2. 社会科学
  3. 陸軍省沿革史

陸軍省沿革史

【著者】 山縣有朋 監修
     松下芳男 解題
【発行】1942年
【頁数】310ページ
 本書は1905(明治38)年11月21日に陸軍省によって刊行されたもので、1868年から日露戦争の前年の1903(明治36)年の間を取り上げた官選の明治陸軍軍制史で、資料的価値はすこぶる高い。

 監修は元帥陸軍大将の山縣有朋で、この当時は参謀総長である。解題の中で、本書の資料は公的記録あるいは公文書であり、それなりに信頼すべきであるが、絶対的なものではないので、なお研究の余地はあると書かれている。

 とはいえ、日本帝国陸軍史を研究する上で、これほど貴重な資料はない。また巻末にはA2サイズの兵部省から始まる陸軍の階級とその氏名が書かれた年表(「陸軍省及陸軍官衛系譜」)が織り込まれており、ここからさまざまな歴史学以外の探究も可能である。

(底本:1942(昭和17)年12月25日発行 初版)

----------
■本書の著作権承継者の方へ
小社宛にご一報いただければ幸いです。
問い合わせフォーム
・日評アーカイブズ:03-6744-0366
----------
販売価格 (PDFのみ):
3,696円(税込) 3,360円(税抜)
販売価格 (PDF+POD):
13,376円(税込) 12,160円(税抜)

※「POD」「PDF」とは?

復刊済み

タイプ: 数量:

  • カゴに入れる

目次

解題篇
 第一章 概説
 第二章 解説
 第三章 編纂者及び研究文献
本文篇
 例言
 総論
 第一期 兵部省以前
 第二期 兵部省
 第三期 陸軍省(上)
 第四期 陸軍省(下)
このページの先頭へ