【著者】 末弘厳太郎 著
【発行】1933年
【頁数】376ページ
1930(昭和5)年に刊行された『法窓雑話』以降から1932年頃までに
「中央公論」「法律時報」「改造」「婦人公論」「文藝春秋」などに
掲載された文章を収めたもの。一部伏字あり。
問答形式の法律小話や皮肉たっぷりのエッセイから、
「法廷侮辱罪新設の議に接して」などのサブタイトルの付く小論も含む。
(底本は昭和8(1933)年2月20日発行 改訂版)
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販売価格 (PDFのみ):
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2,640円(税込) 2,400円(税抜)
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販売価格 (PDF+POD):
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9,460円(税込) 8,600円(税抜)
※「POD」「PDF」とは?
復刊済み
目次
一 教育と直観
二 教育と方便
三 進歩と変説
四 読書
五 講演
六 学校教育と試験
七 暑中休暇
法窓漫話
第一話 戸籍をめぐる悲劇喜劇
第二話 「代理人ハ能力者タルコトヲ要セズ」
第三話 出産の保証を頼まれた医者の話
第四話 虚偽の届け出をする悪風
第五話 判決の文体
第六話 誤訳から生まれた法律術語
第七話 「役人より市民を」
第八話 不動産取得税の話
第九話 「輪郭附」の法律
第十話 裁判官と人情
時論様々
一 司法の権威とデモクラシー
二 これでも差支ないのでせうか
三 農村自力公政策としての教育改革
四 失業保険の必要と可能性
五 現内閣と社会政策
六 計画経済と労働
七 総監問答
八 警官問答
九 共産党公判公開すべし
十 著作権問答
十一 「著作権問答」について
十二 市電争議と強制調停
慢筆 二 三
一 役人学三足
二 樺太の友へ送る手紙
三 中産階級のお母さん方へ
四 法人妄語
スポーツ雑筆
一 スポーツ雑考
二 スポーツ漫筆
三 スポーツ・ファンを叱る
四 水泳日本は何故強いか
五 ゴルフ漫談