【著者】 高田保馬 著
【発行】1955年
【頁数】294ページ
経済学、社会学の分野で独創的な業績を残した著者が、経済自立のためにはケインズ的な政策をとるべきではないという立場から、経済政策について論じる。
「丈夫豈に黙して止まんや。憐むべきは日本の民族である。無知の為に政策を誤り、無知の為に生活の高きを追う。古来此の如くにして滅びざるもの稀である。何故に方向を転ぜざるか」(「まえがき」より)。
(底本:1955(昭和30)年6月15日の初版)
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復刊済み
目次
I 序説
一 ケインズ政策の吟味
Ⅱ 日本経済物語
二 拡大均衡をめぐりて
三 貧しき日本経済
一理論Aの見たる
A 経済政策の背景
B 戦後の同復とその段階
四 生産主義の過誤
生産主義とインフレェション
五 経済の長期方針
六 経済自立に関する二章
第一章 耐乏と自立
第二章 自立の難道
Ⅲ 後進日本の問題
七 東南アジアの問題
八 日本経済の独立
Ⅳ 経済水書
九 経済のお天気
十 ストの経済学
十一 繁栄予算
十二 日本経済は好転せず
十三 日本経済の病状